[∈]ちょっとした調べ物にセレンディピティがある


 

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忙しいことはいいことです、さて。

社会人も本年4月で3年目になろうかとしておりますが、少し思ったことを。
社会人になると、平日は毎日仕事をしています。休日は仕事から羽を休めて家のことなどをやっているとすぐに48時間が終了し、また月曜日が始まります。

それが52週繰り返されると、1年が終わり、10年が終わり、30年が同一の感覚(この表現が難しいですが)で一瞬で終わっていくような、そんなことを思うときもあります。

 会社というのは「忙しい、忙しい」で40年経ってしまう不思議なところである。会社のいう通りにやっていると、なぜか毎日忙しい。20代でそういう流れに身をまかせる人生を設計した人は、40歳ぐらいになった時点で会社の方からお払い箱にされるだろう。何も特徴がないからだ。

ー大前研一

 

流石は、大前研一。実に手厳しく、的確です。特に最初の一文が出色。時間の経過に対する感覚が「不思議」なんですよね。
毎日の仕事に没頭することは必要ですが、一方で、休日の数時間などを使って、外の世界をインターネットで調べてみることが大事です。

 

情報の海に溺れないように、ほんのり目的を決める

そのときに大事なのは、テレビのように情報を取得しないことです。テレビのコンテンツは、つけていると楽しいですが、なんとなく流しているテレビに気づきが生まれるかというと、あまりない。インターネットでもニュースサイトやBlog、ECサイトをぼーっと眺めていたら、数時間があっという間に過ぎてしまったなんて、経験は誰にでもあるはず…。

そうではなく、ほんのり目的を決め、仕事と関連するニュースや情報サイト、趣味や好きなことに関連するイベントがやってないか、最近読んだ本の次に読むと良さそうな本など、関連付けて探してみると思わぬ出会いや気づきを得るチャンスが多いと最近感じています。「ほんのり」と書いたのは、あまりにも厳格に目的を決めてそれへの最短経路を探しに行くと、その行為自体が「仕事」や「タスク」っぽくなり、情報のセレンディピティとでも言うんですかね、思わぬ偶然で出会える情報に会えなくなってしまいます。

 

セレンディピティって?

色んな人の人生を聞いていると、あのときたまたま調べた情報や、たまたま手にとったあの本によって人生が大きく変わったんだよね、というような「セレンディピティ」が誰にでもあるような気がします。

セレンディピティ(英: serendipity)は、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見をする「能力」を指す。平たく言えば、ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取る能力のことである。

ーWikipedia

 

「ちょっとリンクがあったから寄り道してみた」なんてサイトにこそ、自分にとって、場合によっては人生が開ける、人生が変わるような情報やイベントへの入り口があるような。まずは調べてみる、その入り口としてインターネットは悪くないメディアだと思うんです。

ノーベル化学賞を受賞した鈴木章教授の手記のような、日本記者クラブ昼食会の記録が面白いです。
お時間があれば、ぜひ読んでみてください。

セレンディピティはだれにも平等に(注:PDFです)

 

外山 滋比古 筑摩書房 1986-04-24
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