[∈]【書評】シンプリシティの法則


 

鍋ですね、鍋。さて。

この本は、薄い。薄くて白い。

ひょろっとしているけれども、1本すーっと軸が通っている人が周りにいるとしたら、この本はまさに彼/彼女と同じ。

格言のような言葉が書いているだけ。余計な叙情的な表現はない。

潔いけれど、強く訴えかけてくる。

筆者は、「ジョン・マエダ」。

デザインとテクノロジーを融合を追求するデザイナーであり、計算機学者である。
ジョン・マエダの考える「デザインを超えるもの」 « WIRED.jp

タイトルが指し示す通り、徹底的にシンプルな本書で、この言葉が印象に残った。

 

感覚は形態にしたがう(feeling follows form)

 

マクルーハンが見抜いた、メディアの持つメッセージに対する拘束性、そしてメディアと身体の関係性、を更に削ぎ落としたような言葉。
そして、シンプルとは程遠い人生を送っている読者に一言。

 

テクノロジーと人生が複雑になるのは、そうなるがままに任せておくときだけである。

 

読後は、「禅」でも行ったかのような、日本人なら誰でも1度は感じたことのある静けさを少しでも感じられたのなら、良い読書だったであろう。シンプルなプロダクトを作り続けたスティーブ・ジョブズもまた、「シンプリシティ」の静けさを愛したのだと思う。

 

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

コメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.

トラックバック・ピンバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL